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13年ゼミというのがある、というのを知りませんでした。
米国には17年ゼミがいるとは聞いていました。地中に幼虫の状態でひたすら生きて、正確に17年たつと地表に顔を出して木に登り殻を脱いで成虫になる。日本のセミが卵で産みつけられると翌年の夏には親虫になってにぎやかに鳴きだすのを考えると、17年間とは随分気の長い話です。

ところが、BBN聖書放送があるノースカロライナ州には、そこまではじっとしておれない種類がいます。それがこの4月末あたりに、携帯電話も持ち合わせていない彼らがどうやって掛け声をかけるのか、申し合わせたように一斉に這い出してきて木の幹をのぼり、脱皮し、鳴き出しました。今年がその13年目、ということです。

地上ではわずか2週間のいのちなので精一杯鳴くのでしょう、加えて、近所の何十万何百万匹(大げさな数ではありません)の仲間と一斉に鳴くのです。あまりに数が多いので、ミーン、ミーンとは聞こえず、あるひとは、UFOが飛んでいるような音、と言います。写真をご覧ください、赤目の不気味さもあって、もしかしたら宇宙からやってきた生物か、と初めて実物を見る人は一瞬ひるみます。とにかく余りの騒々しさに屋外にいると難聴になりそうです(これは少し大げさ)。

なぜ13年目だの17年目にそろって、それも大量に、おとなのセミになり、ひたすらわめきちらし、そして数週間で姿を消し、また、13年後17年後の春の終わりごろに、そのこどもたちが打ち揃って、一度も見たことのない自分の親と同じように、地上に這い出て木にとりつき、鳴きだし、そして次世代を産卵するのか。生物学者は、一生懸命研究し説明してくれます。私はそうした記事をいろいろ読んで情報が脳みそにあふれそうになったところで結局、要するになんと素晴らしくユニークな生物がここにも創造されたことか、と感激するのです。

神様は、ご自身が創造されたすべてのものに目をとめておられます。最後に創造された私たち人については、なおさらのことです。目をとめ、心にかけ、手をのべてくださいます。それなのにどうして人は、神様を無視しようとするのでしょうか。創世記を読み始めると、人の背きの原点がみえてきます。そのようなわけで、BBN聖書学院の聖書各書研究「創世記 上」の学びも是非お勧めします。春から初夏となる今頃は、天地創造の箇所がなぜかいちだんと生き生きと感ぜられます。人が罪を犯す前の美しい地上でもセミたちはにぎやかに鳴いていたのかな、などと思い巡らしたりもしながら学ぶのも楽しいものです。

担当   Hitoshi Shinoda    記載日  5/17/2011 4:25 PM
読者数  4194


一つ後: 想定外
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