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教会音楽の基本的なガイドライン

教会音楽を論じている多くの書物、記事やセミナーなどがあることは、喜ばしいことだと思います。 BBN聖書放送のリスナーは、これらの原則をよく学んでいるので、ある程度はすでに親しんでいることと思います。
 教会音楽に携わっている担当者の方々に、2,3の初歩的なガイドラインを示したいと思います。
ですが、教会の壇上で賛美を指導する人たちだけが、音楽担当者として資格があるわけではありません。教会で賛美をする人であれば、あなたにも資格があります。

 ガイドライン(1) 「歌うこと」 
 さて、これはむずかしいことではありません。会衆が賛美している途中で、指揮をやめてしまった有名な指揮者を思い出します。
「口も動かさず歌おうとしている人がいます。それはいけません。」
努力が要求されます。しかし、それは必要であり、価値のあることです。

ガイドライン(2) 「心に目的を持って歌うこと
 礼拝堂で、心うつろな傍観者のように、何も考えずにいることは簡単です。ですが、「私たちの観客は神様です。」と、いつも思い起こさせてくれる指導者はすばらしいです。私達が歌う曲や歌詞は、神様を礼拝し、周りの信者を励ますものでなければなりません。私達は、詩編、賛美歌や精神的な歌でもってお互いを伝え合うべきと、聖書は教えています。
 偶然にも、これらの選択は、みことばの示す神様を礼拝する方法とまったく同じで、聖徒を啓発する霊的な賜物としても用いられます。聖書が言っているように、奉仕の賜物には、すなわち預言、助け手、教え、訓戒、捧げ、管理、哀れみの行い、福音伝道、牧会の9項目があります。
 音楽の能力は、霊的な賜物ではないということに注目してください。神様は、それぞれの奉仕の賜物を強めるために、私達全員に歌うことを与えてくれたのです。

ガイドライン(3) 「最善をつくして歌うこと
 会衆の前に立った人たちが、「わしら練習してねえから、祈ってくれや。」と言ってるのを聞いたことがあります。もしホワイトハウスに行って、合衆国大統領の前で歌うとしたら、こんなことばを口にするでしょうか。神様に祈っている大統領は、神様より偉いでしょうか。
 上手に歌おうとするならば、練習が必要です。歌詞や曲を覚えるために時間を費やしましょう。車の中でのテープやCDは、練習のために最適の方法です。もちろんBBN聖書放送のよい音楽をたくさん聞くのもよいことです。後について歌いましょう。私は、車の中でよくそうします。変に見られるかも知れませんが、歌は上達します。聖書は言います。「何をするにも、心をこめて、喜んでしなさい。」

ガイドライン(4)「歌詞の意味を考えて歌うこと
 私はかって、朝拝で、「あなたは太陽、私だけの太陽」という流行り歌を歌っている教会を訪ねたことがあります。これは、食べ物のコマーシャルにはよい歌かもしれませんが、私たちの愛を示すために、また私たちの神様に感謝を表すためには、お粗末な選択と言わざるを得ません。
 23のことを自問しながら、ことばに気をつけましょう。それらの歌詞を、聖なる教えと並べてください。歌うにせよ、語るにせよ、おかしいことばはおかしいのです。賛美の歌詞は、神様をより深く理解するように人々を導き、より高い神様の価値を学ぶための手助けとなるはずです。

ガイドライン(5):「み霊が働くように歌うこと
 教会の賛美指導者にとって、この判断はもっとも難しいでしょう。多くの人々がそれぞれの考えを持っているからです。個人的な持ち味を持って曲を作るのであって、道徳的なことを強調しようとしているわけではありません。真理から遠くはなれることもあります。曲想や表現あるいは楽器は、ことばよりもものを言います。
 この次、「お涙ちょうだい」のような映画を見る時には、音楽に注意してください。もし、それがお笑いの涙を誘うためなら、典型的な高い弦を奏でます。もし、悲しみの涙を誘うものなら、ソロ楽器のゆっくりとしたアレンジ演奏が流れるでしょう。(家内は、物語によって、涙にもいろいろな種類があると言います。)

 泣く場面に、月曜夜のフットボールの音楽を置き換えてみるとします。ムードは台無しです。効果的に伝えるためには、ことばがなくても音楽そのもので十分です。恐ろしい音楽は、恐怖を感じさせ、楽しい音楽は、ウキウキさせてくれます。尊厳のある音楽には、予見やひらめきを感じます。とすれば、官能的な音楽は、肉体に何の影響もないでしょうか。どんな音楽が官能的か、私たちは本能的に知っていますね。それは軍隊調の音楽。いいえ、ピッコロのソロ。どうでしょうか。
サキソホーンソロ、時にはそうかもしれません。サキソホーンと足でリズムをとるドラム音楽はどうでしょう。定義付けるのはいとも簡単ですね。

音楽は、力強い伝道の手段です。歌詞では、「神様は聖なるお方です。」と言って、曲が、「肉なる体を動かしなさい。」と言うような、そんな清さの求め方を教えないでください。
 指導者やソロ歌手の人たちは、格別の注意を払って、常日頃礼拝で使われる音楽を選ばなければなりません。

 「アヒルのようだと思えば、アヒルのように鳴き、アヒルのように歩く。そうしてだんだんアヒルになっていく。」ということわざがあります。

教会の中でもっともひどい現象は、私たちの周りにある間違った世界に同化して、そんな音楽を用いたり、振舞っていることです。

12月のCNN放送で、イスラム教は、世界中で一番急増している宗教だと報告していました。

イスラム教は概して、礼拝を重視し、大きな犠牲を要求し、信者からの信頼を持つ宗教だといえます。迷える人たちがすでに持っているものを探そうとしないことは、当たり前なことだと思います。

もし、私達が神様の真実なことばだけを語り続けるなら、神様のみことばは、多くの人たちの心に届くことでしょう。その意味で、賛美の伝達方法が、神様を映し出すものであることを願ってやみません。

- ジェフ・アプソープ(BBN聖書放送)

 

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